土壁のある家づくり
さまざまな建材がメーカー各社から開発され、年々、住まいの在り方は進化を続けています。
そんな中において、早川建築がお客様に自信を持ってオススメしたいのは土壁のある家です。
こちらのページではそんな土壁が持つ数々の実力をご紹介しましょう!
土壁の特徴としてまず挙げたいのが「調湿効果」。その名の通り土壁を形成する主成分は土であり、これが良い働きをしてくれるんですよ。
なんと土壁は、室内の湿度を調整する能力を備えているのです。ちょっと考えてみれば「たしかに」って思いますよね?
だって土は水分を吸収します。皆様も雨の日などにはそういう光景をよく目の当たりにしたことがあるでしょう。
土壁もそれと同じ。室内の湿度を調整してくれます。しかも、人が快適に暮らせる程度に!
- 雨時のジメジメを解消!
- 冬場などの結露も解消
- カビが生えにくい!
さきほどの調湿効果と字が似ていますが、こちらで紹介するのは「調温効果」です。土壁は、人が感じる暖かい寒いといった、温度を調整する能力にも長けているのです。
暑い夏には涼しく、寒い冬には暖かく、室内の温度を調整してくれます。そのワケは、優れた保温効果を備えているからです。
この機能の根幹は、土壁の中にある小さな隙間が水分を含むことで、室内の空気を外に逃がしにくくするといった構造にあります。
つまり、季節や自然環境などの変化に対応し、人が暮らしやすい環境を生み出してくれる土壁は、つくりそのものが理にかなっているといえるでしょう。なお、分厚い土壁ほど調湿・調温効果は増します。
- 暑い夏は涼しく、寒い冬には暖かい住環境を実現!
- エアコンなどの使用量が減り省エネ効果も期待できる!
意外だと思われるかもしれませんが、土壁は耐震性能も抜群なのです。イメージではカチカチの固いコンクリートの壁などの方がなんだか丈夫そうですが、現実には一概にそうとは言い切れません。
では、なぜ土壁が地震に強いのか?
その答えは先にもあげた特徴の中に隠されています。こちらもまた、ちょっと考えれば「たしかにね」と思えるような理屈ですが、おわかりですか?
答えは、土壁が呼吸をするからです。先にも紹介したとおり、土壁は室内の水分を吸いこみます。そして、それを壁の中に含んで、室内の湿度を調度良い程度にキープ。乾燥しがちな時期でも、いつも土壁の中には水分が含まれている状態です。このように水分を含むことで壁の重みは増し、その影響から生じるのは家全体がドッシリするといったメリット。
家の耐震性の決め手となるのは壁の強さです。となると、重い土壁が地震に強いのもうなづけますよね?
- 壁の中に水分を閉じ込めることで壁の重みを増す!
- 重くて強い壁だから地震に対して抜群の耐久性を発揮!