大府の大工早川建築
愛知県は大府という街で大工として歩みをはじめて約70年。
これまでもこれからも、大府で暮らす皆様のため、
誠意のこもった良い家をつくり続けるのが早川建築が背負う使命。
早川建築のはじまりは、かれこれ70年ほど前のこと。私の祖父がその源流となる人物です。発足当初からこれまでずっと変わることなく、早川はここ大府という街を拠点に、お客様のために精神性こめて家づくりに没頭してきました。
三代目の私が早川建築の代表になったのは平成19年、41歳のときのことです。中学生のころから私はこの道に進もうと決心していました。きっかけは親父です。それは、いつのことだったか細かい日時は思い出せませんが、とあるひどい台風の日でした。
現場の養生をしなきゃならんといって、親父がひとり暴風の中に飛び出していったんですよ。それを見て私は「カッコイイ」とか「男らしい」と思う前に「なんて無茶なことを…」と呆気にとられて(笑)。
それからです。私が「親父のため、早川家のために俺も役に立ちたい!」と考えるようになったのは。
19から修業をはじめ、早川に帰ってきたのはそれから3年後。以降代表になるまでの期間、一流な大工になるため、さらなる技術の向上に努力は惜しみませんでした。また、同時に早川建築という組織の中で私が奮闘したのは、建築業者としての在り方の変革です。経営者も職人も、誰もが納得できる体制づくりに奮闘したのです。
私の代となった今、在り方こそ昔と変わりましたが、早川建築として追い求めているのは“お客様の笑顔”といった部分は、初代から何ら変わりはありません。
早川の三代目として「ありがたい」と感じるのは、初代の祖父や先代の親父がお世話になったお客さまと、相変わらず良い関係でお付き合いをさせていただいていること。
お客さまとのこういう関係は、地元密着の建築屋だからこそ成せる業。既存のお客さまでも新規のお客さまでも、早川が家をつくるときは常に同じ覚悟を抱きます。
それは「一生、お付き合いをする」覚悟です。
家は夢を現実にする大きな買い物です。買い物の中でも他の高価なものとはケタも意味も異なります。私たちは施主様の一生を背負う覚悟で、家づくりに取り組みます。また、お客様の家のトラブルがある場合は、一生責任をもって私たちが携わる覚悟も持ち合わせています。
この文面を読んでいただいたお客様とご縁がありましたら幸いです。
これからも早川建築は、お客様の三代先まで住み継がれるような、笑顔あふれる家をつくらせていただきます。
早川建築のインテリアコーディネーターとして、私がいつも心がけているのは“女性ならではのご提案”です。
家を建てる場合、多くの方々は内観や外観などの見た目に最もこだわるものです。しかし、私たち女性はそれ以外の部分にもこだわらなければなりません。
それは、使いやすさです。家庭の中で主に私たちが担当するものといえば炊事や掃除などの各種家事。洗濯をしたはいいけどたたむ場所がなくていつも困ってしまう…なんて住まいでは、いくらデザインが素晴らしくてもNGです。
本当の意味で良い家とは、ストレスなく日常生活を送れてこそ。お客様の理想を実現するため、女性視点からアドバイスをさせていただきます。
趣味:料理、フラワーアレンジメント、パン作り、カメラ
三児の母